セックスレスになる原因について、「複雑で難しい問題」だと考えてていませんか？
しかし意外なことに、夫がセックスを拒否する理由は案外身近なところにあります。
そして、セックスレスだからといって、夫が浮気をしているとは限りません。
むしろ夫婦仲が円満そうに見える家庭ほど、外で性処理をしているというケースも多いんです。
実際に私も数年前にセックスレスを経験しています。
セックスレスが原因で不安になっている方も、周りに相談できなくて辛い思いをしている方も…
この記事を読めば”セックスレスの原因と解消法”をしっかりとつかめるでしょう。
- 夫婦がセックスレスになる理由
- セックスレスでありがちな原因
- 夫の拒否で起こるセックスレスの解消法
夫婦のセックスレスの原因とは？
夫婦間で起こるセックスレスの最も大きな原因は、主に”相手を異性として見れない”ことによるものです。
科学的に言うと、恋愛ホルモンが分泌されなくなり、相手にドキドキできなくなることが原因です。
一緒に暮らすことが当たり前になって、ときめきがなくなる…ということなんです。
確かに…
私も2年目ぐらいからはドキドキじゃなくて、安心感になってたかも。
これには恋愛ホルモンのPEA（フェニルエチルアミン）が関係しています。
PEAは恋をしたときにドキドキさせる働きを持つホルモンです。
相手に恋してすぐのころは最も多く分泌されます。
しかし、時間とともに徐々に減少し、通常3か月から3年で分泌が止まってしまいます。
3年以上付き合っている夫婦間でセックスレスが起こるのは、生物学上とても自然なことなのです。
セックスレスの原因として代表的なマンネリ化も、根本的には恋愛ホルモンが分泌されにくくなったことが要因と言えるでしょう。
夫婦として長い時間を一緒に過ごすことでPEAの分泌が減り、お互いを性対象として見れなくなることがセックスレスの一番の原因なのです。
恋愛ホルモンが減り、自然とエッチな気分になることができない！
ということなんですね。
よくあるセックスレスの原因10選
夫婦で起こるセックスレスの具体的な原因として、よくあるものを厳選しました。
きっと誰しも1つは思い当たる項目があるでしょう。
自分がセックスレスの原因を作っていないか、まずは一度振り返ってみましょう。
家族として見てしまう
相手を家族として見てしまうことで、性的な対象として見られなくなります。
長く一緒にいたせいで、初めての時みたいなドキドキが全く感じられないというもの。
自分の親や兄弟みたいな感じで、安心感や信頼感を覚える関係性になっていきます。
これはこれで良いことなのですが…
当然、家族とセックスする気にはなりませんよね。
エッチをするより寝たい
仕事で疲れきっているので、とにかく1秒でも長く寝たいというパターンです。
平日は残業続きで、土日は子供の世話に追われ、常に休みがない夫にありがちな原因です。
帰宅後も自由時間をゆっくりと取れないため、心身ともに疲れきってしまうのでしょう。
そんな時にセックスをせがまれたら、当然断りたくなりますよね。
まずは自分が大人になって、夫の気持ちを深く理解してあげることが大切です。
こちらから寄り添うことで、夫も徐々に主婦の気持ちを理解しようとするようになりますよ…！
身体の相性が合わない
セックスの相性が悪く、「嫁とのエッチが気持ちよくない…」というのも、ありがちな原因です。
アソコの締りが悪かったり、フェラや手コキが下手くそだったり…
こうした問題はちょっとした努力で改善できることです。
今は悔しいかもしれませんが、床上手になって夫の心をガッチリつかんでやりましょう。
性的な魅力を感じられない
生活感が丸出しになることで、お互いを異性として見られなくなります。
裸で部屋を歩き回ったり、髪がボサボサで肌も汚いなんてことはありませんか？
毛玉だらけのルームウェアや、年代物の下着を着ているのも絶対にNGです。
女の子はキレイで柔らかくていい香りがする生き物…
という”男子の理想”をキープすることが大切です。
アソコの臭い・味がトラウマ
（夫婦どちらの場合も）アソコの臭いが強すぎて萎えた、もしくは萎えさせてしまった経験はありませんか？
ニオイは記憶に残りやすいため、一度敏感になると当分は記憶から消えません。
精液や愛液の味がキツくてトラウマになると、その人とは一切セックスができなくなることもあります。
日頃からデリケートゾーンのケアをして、常に良い状態を保っておきましょう。
年齢とともに性欲が減退した
性欲が減少して、セックスをしたいと思わなくなったケースです。
男性は特に、年齢とともに性欲が減退してしまう生き物です。
30代を過ぎると、かなりの割合でセックスへの欲求も減ってしまいます。
「オナニーで十分」と感じるようになった方も多いんだそう。
初めての相手となら恋愛ホルモンの影響で勃起しやすくなりますが、同じ相手とするのは少しハードルが高いというのが男性の本音なのです。
中折れなどの失敗をした経験がある
セックス中に濡れなかったり、中折れを経験してしまうと、セックス自体に恐怖心を持つようになります。
「また濡れなかったらどうしよう…」「また中折れするんじゃないか…」
そう考えれば考えるほど、焦りと不安で失敗してしまい、負のスパイラルに陥るのです。
失敗することが怖くてセックスをする気になれないときは、無理に誘うほど悪影響になります。
心の傷が癒えるまで、気長にゆっくりと見守ってあげることも大事ですよ。
相手が完全にマグロ
相手がマグロ（完全受け身）のセックスだと、全く面白みがありません。
初めのころは新鮮で興奮できるものの、何度も同じ反応を見ていると飽きてしまいます。
特に女性は受け身になりがちなことが多いものです。
テクニックを練習したり、騎乗位やフェラで積極的にイかせてあげましょう。
マンネリ化で飽きた
同じ流れでセックスをすることに飽きてしまったパターンです。
いつも通りキスしながらおっぱいを触って、正常位がお決まりのコース…新鮮さが全くないセックスだと、お互いに気持ちが高まりません。
セックスがルーティンワークになっている夫婦は要注意です。
場所を変えたり、アダルトグッズを使ったり、工夫を取り入れるようにしましょう。
プレッシャーが強すぎる
夫が原因のセックスレスで最もよく見られるパターンが、嫁からのプレッシャーが強すぎるというもの。
男性は本能的に、迫られるほど逃げたくなるという性質を持っています。
妊活では特に多いケースで、「この日は絶対セックスする！」と決められると、プレッシャーで萎えてしまいます。
家に帰りたくなくなるほど最低のイベントなんです…
こうなると夫の中で、”夫婦のセックス自体が嫌なもの”だというイメージが刷り込まれてしまいます。
女は追いかけた時点で負け、いつまでも「追わせる」のが鉄則です。
夫が原因でセックスレスになったときの対処法9つ
夫が原因で起こるセックスレスの対処法として、もっともよく言われるのが話し合いです。
しかし私の経験上、話し合いはあまり解決につながらないと考えています。
セックスレスの改善に最も必要なことは、「自分自身を変えること」です。
日ごろから労う
まずは、どんな時も相手を労う気持ちを持つようにしましょう。
付き合いたてのころの気持ちを思い出してみてください。
最近は何かとキツイ言い方になったり、扱いが雑になっていませんか？
夫の好きなお菓子を買っておいたり、そっと靴を揃えてあげたり…
簡単なことで大丈夫です！
ちょっとした気遣いを繰り返すことで、恋人だったころの気持ちが少しずつ戻ってきますよ。
相手を責めない
男性は責められること（怒られること）が大の苦手です。
少しでも責められていると感じたら、逃げたくなる生き物なのです。
罪悪感を感じさせたり、育児を手伝うことを強制させるのは絶対NG！
基本的に子供だと思って接するようにしましょう。
頼み事は幼稚園児でもできる簡単で小さなことだけに絞るのがコツです。
やってくれたら「ありがと～♡」と言って、大げさに褒めることをセットで行うと効果てきめんです。
男を上手にコントロールできる、イイ女になってやりましょう。
小さなことでも感謝を伝える
小さなことでもいいので、ありがとうをいっぱい言ってあげてください。
大切な人から感謝されることで「自分は頼られているんだ」と感じ、自己肯定感が上がって、自信が付いてきます。
そして、そのうち褒められたくて頑張るようになります。
私のよくやる方法は、
わざと簡単なお願いをして、”ありがとうを言うきっかけ”を作る
…というもの。
こうすることで、夫婦のコミュニケーションも自然と増えますよ。
２人きりの時間を作る
子供がいる家庭では、「夫＝パパ」「嫁＝ママ」という感覚になってしまいます。
そこで、定期的に2人だけで出かける時間を持って、恋人っぽい時間を過ごしてみましょう。
手を繋いだり、キスをしたり、見つめ合ったり…
ちょっぴり恥ずかしいですが、お互いに新鮮な気持ちを持つことができます。
お互いの悩みや話したいことを”聞き合いっこ”することで、夫婦仲もグッと深まりますよ。
適度なスキンシップをする
普段から夫とのスキンシップをしていますか？
「スキンシップ」と言っても、エッチなことだけではありません。
仕事で疲れていそうなら、軽く肩や腰を揉んであげるのもおすすめです。
ただし、スキンシップは”相手が心地よいと感じる距離感”が重要です。
ベタベタしつこくしたり、性欲に効くツボをあからさまに刺激しても逆効果です。
まずはセックスのことを考えず、相手がリラックスできる距離感で癒してあげましょう。
可愛らしくお願いする
エッチをおねだりするときは、笑顔で可愛らしくお願いするのがコツです。
強制したり、拗ねたりするのは絶対にダメ。
夫の中で、”セックスはめんどくさくて嫌なもの”というイメージが付いてしまいます。
断られても一旦気持ちを押さえて、ちょっと寂しそうにするぐらいにしておきましょう。
また、タイミングをよく考えてお願いするのも大切です。
相手のことを心から大切にしていれば、「今は絶対ダメだな」「今日はチャンスかも？」と気づけるようになりますよ。
魅力的な身体づくり
女性は妊娠とともに体重が増加します。
さらに年齢とともにバストやヒップも垂れ下がってきます。
どちらもごく自然なことなのですが…
かといって、だらしないボディには夫も性欲が湧きません。（これもまた自然なこと。）
結婚していても、「エロい身体の美女とセックスしたい」というのが、男性陣の本音です。
このままいくとセックスレス待ったなし！
毎日5分の筋トレやランニングを取り入れて、常に魅力的な身体づくりを心掛けましょう。
セックス中は積極的に責める
セックス中ずっと嫁が寝転がっているというのも、夫にとっては非常に退屈なものです。
逆に、自分が寝ているだけでフェラや騎乗位で気持ちよくイかせてもらえるなら、ほぼ毎日セックスをしたくなるかもしれません。
そこで、女性から積極的に責めることで、夫に気持ちよくなってもらいましょう。
男性を本当に気持ちよくさせるテクニックを常に磨いておきましょう！
フェラの練習をしたり、膣トレをして締りを良くしたり…
床上手になるための努力は必須です。
受け入れてあげる
ここまで頑張ってみても結果が出ないとき…
特に夫側に性欲が一切ない場合は、無理にお願いをするほど関係が悪くなるだけです。
夫はセックスの道具ではないですし、性欲には大きな個人差があります。
「したくない気持ち」を受け入れて、しっかり尊重してあげることも、ひとつの解決法です。
セックスをするかどうかよりも、お互いに愛し合えるパートナーであることの方が大事だと思いませんか？
何より相手を大切に思いやることが、夫婦間でのセックスレス問題を解決するために一番大切なポイントです。
セックスレスを解消するには「相手を思いやる」ことが大切
この記事では私のセックスレスの実体験をもとに、夫婦間のセックス問題の原因や解消法を紹介しました。
セックスレスの根本的な原因は、「思いやりが足りないこと」が最も大きな原因です。
単純なことではありますが、セックスとは相手を気持ちよくさせる行為です。
自分優先という考えがあるからこそ、セックスレスで悩んでしまうのです。
セックスレスを解消するためには、
- 相手を心から思いやること
- まずは自分自身を見直して、徹底的に改善していくこと
この2つを継続的に行っていくことで、セックス拒否をしていた夫の気持ちにも変化がでてきます。
「今すぐ解決しなきゃダメ！」と焦る必要はありません。
人の気持ちとは、ゆっくりと時間をかけて変化するものです。
最初は簡単にできることだけを始めてみましょう。
夫との距離を少しずつ深め合って、セックスレスで悩まない夫婦関係を育んでいって下さいね。
